内臓脂肪は食事を工夫して減らすのが一番ですが、ヨーグルトが良いというのをご存知でしょうか?
こちらでは、ヨーグルトがどのように内臓脂肪に良いのか?その理由やヨーグルトと一緒に食べると良い食品についてご紹介します。
ヨーグルトと内臓脂肪の関係
ヨーグルトが健康良いのは知られていますが、内臓脂肪とどのような関係があるのでしょうか?
まず、ヨーグルトは、食べることで腸まで乳酸菌が届き、腸の働きを活発にする他、便秘解消にも効果的です。
便秘が解消されると、体内に溜まっている滞留便も排出されやすくなるため、余分な栄養の蓄積が減り、結果的に内臓脂肪が減ります。
ヨーグルトは便秘に良いだけではありません。
内臓脂肪は、内臓についてしまった脂肪ですが、そもそも細胞組織に炎症が起こることにより脂肪が付く状態になってしまっています。
ヨーグルトは、この炎症を抑えてくれる効果があると言われているのです。
つまり、内臓脂肪の原因を根本的に改善する効果が、ヨーグルトを食べることで期待できます。
ヨーグルトを食べることによって、脂肪が溜まるメカニズムを改善し、余分な脂を付けない生活を送るようにしましょう。
実感できるヨーグルトの菌の種類と特徴
ヨーグルトと言っても、実は様々な菌があり、日本では、7500種類以上あると言われています。それぞれ健康効果が期待できるという事をご存知でしょうか?
ヨーグルトの菌は個々に特徴を持っていますので、自分が目指すものに近い菌を選んで食べるようにしてください。
ビフィズス菌
ヨーグルトの中でも人気が高く、数多くの商品に入っているのがビフィズス菌です。
整腸作用が高く、便秘の改善などにピッタリで、アトピーやアレルギー症状を緩和する働きがあると言われています。
ブルガリスク菌
ビフィズス菌と同じく人気が高く、ヨーグルトの商品名にも使われているのがブルガリスク菌です。
腸内の細菌バランスを整える効果が期待できます。
L.ガゼイシロタ株
L.ガゼイシロタ株は、近年、注目されているヨーグルト菌の一つで、腸内環境改善と正常な細胞を悪性にしてしまうのを抑制する効果があると言われています。
ガセリ菌SP株
近年、CMでガセリ菌SP株の名前を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?
肥満の原因とされる細胞組織の炎症を抑える効果が期待でき、食べ続ける事で内臓脂肪を減らす効果が期待できます。
LG21乳酸菌
LG21乳酸菌は、毎日食べる事によってピロリ菌の抑制効果に繋がると言われています。
ヨーグルトの摂取しすぎに関する注意点
ヨーグルトは、健康に良いから毎食欠かさず食べるという人もいるかもしれませんが、摂取しすぎると体に悪影響を及ぼします。
まず、ヨーグルトを摂り過ぎた場合、下痢になる人が多いです。
それまで、ほとんどヨーグルトを食べていなかった方が、急にたくさんのヨーグルトを摂取すると下痢する事があります。
逆に、ヨーグルトの摂取し過ぎで便秘になる方もいるでしょう。
これは、ヨーグルトに含まれる乳糖を分解しきれず、腸の働きが鈍ってしまうからです。
ヨーグルトの食べ過ぎでアレルギー症状が出る場合もあります。
下痢や湿疹などの症状が急激に起こり、重篤な症状になる事もあるのです。
ヨーグルトの適量は、1日200gから300gですが、2回(朝・晩)に分けて食べた方が良いと言われています。
1回100gくらいが適量ですので、朝晩の食事の際に食べましょう。
ヨーグルトの選び方
様々な種類があるヨーグルトですが、どのようにして選ぶのが良いのでしょうか?
まずは、自分の悩みや目的を明確にする必要があります。
例えば、便秘でお困りの方や肌荒れやむくみが気になる方は、整腸作用があるヨーグルトを選ぶと良いでしょう。
ビフィズス菌やブルガリスク菌のヨーグルトを朝と晩に食べるようにすると便秘改善に効果的です。
ピロリ菌の治療を行っている人やピロリ菌が気になるという方は、抑制効果が高いと言われるLG21乳酸菌配合のヨーグルトやヨーグルト飲料を飲むようにしましょう。
腸内環境を整え、体の不調などのリスクを減らしたいという人は、L.ガゼイシロタ株ヨーグルトを食べるようにしてください。
内臓脂肪を減らしたい、ダイエットをしたいという人ならガセリ菌SP株のヨーグルトを食べるようにしましょう。
自分の症状や目的に合わせてヨーグルトを選ぶようにすると間違いありません。
体調を見ながら適量を毎日摂取するようにすると、様々な効果を感じやすくなります。
一緒に摂りたい食品について
ヨーグルトは、そのまま食べると長続きしないという人もいます。
チョコレートやジャムを混ぜて食べる人もいますが、おいしい反面糖分のとり過ぎとなり太る原因になる場合もあるでしょう。
ヨーグルトと一緒に摂りたい食品にはどのようなものがあるのでしょうか?
まず、一押しが野菜です。
特に、ヨーグルトと一緒にたまねぎを摂取するとダイエット効果があると言われています。
整腸作用も良く、健康にとても良い相乗効果が得られるので試してみてください。
サラダにヨーグルトとオリーブオイル、塩コショウなどを混ぜたドレッシングをかけるのもおすすめです。
オリーブオイルは、美肌効果も高いので美容が気になる人に良いでしょう。
ヨーグルトと一緒にレタスやトマト、きゅうりなどの野菜でビタミンを摂取するのも健康にはとても良いです。
海藻サラダにヨーグルトと醤油のドレッシングをかけるのも良いでしょう。
海藻にはミネラルが豊富に含まれているので、健康的ですしダイエットにもピッタリです。
他にも、ヨーグルトと梅干、ヨーグルトとたくわんのみじん切りなど、ちょっとしょっぱい物を混ぜると万能ソースになります。
1日適量が200gから300gほどですので、ヨーグルトを料理に使う際は、食べる量を減らすようにしましょう。
内臓脂肪を減らすヨーグルトと食事
ヨーグルトには様々な効果があり、内臓脂肪を減らすにはガセリ菌SP株が入っているヨーグルトが良いと言われていますが、これさえ食べれば内臓脂肪に良いという訳ではありません。
普段の食事にも気を付けないと内臓脂肪は減りません。
食事を食べる前に、野菜をしっかり食べましょう。
野菜を食べてからお肉やご飯を食べますが、内臓脂肪を減らしたいとお考えなら、ご飯類は少し減らして食べた方が良いです。
また、アルコールも控えめにして揚げ物や塩辛い物をたくさん食べないようにすると内臓脂肪減っていくかもしれません。
ガセリ菌SP株ヨーグルトを食べているから大丈夫と安心せず、毎日の食事を気遣う事で、早く内臓脂肪を減らす事ができます。